スマートデバイスに、明確な定義はありません。
それでも、多くの人は、スマートデバイスと聞いて「スマートフォン」と「タブレット」をイメージするはずです。また、アップルウォッチなどの情報端末もスマートデバイスの代表例に挙げられます。
インターネットに接続できるテレビのことを「スマートTV」と呼びますが、最近のテレビは無線LAN(Wi-Fi)を搭載しインターネットに接続してソフトウェアをアップデートしたり、ネット動画を閲覧できるものがほとんどですので、「スマートTV」と「それ以外」をどのように区別するのか、よくわからなくなってきました。
スマートフォン、タブレット、スマートTVのように、インターネットに接続できる端末をスマートデバイスと呼ぶのであれば、インターネットに繋がったパソコンも「スマートデバイス」と呼んでも良いはずです。ただ、パソコンは、インターネットが登場する前から、この世に存在していて、「新世代」という感じがしないので、なんとなく、スマートデバイスとは呼ばない気がします。(パソコンもスマートデバイスと呼んでもおかしくないはずです)
逆に、明らかにスマートデバイスと呼ばないものは、プリンター・コピー機・固定電話機・ケーブルモデムなどの通信機器などです。
この「スマートデバイス」という言葉は、どちらかと言うと、「新しくて、カッコよいもの」というイメージを訴求するためのマーケティング的な色合いの濃い言葉なのではないでしょうか。