プロセスセンター(加工型センター)|BPO&アウトソーシング用語集

物流のプロセスセンター(加工型センター)は、物流センターの一種で、在庫の加工や付加価値を追加するための加工作業を行う施設のことを指します。物流業務において、在庫の加工や付加価値の追加は、商品のバリエーションを増やし、顧客のニーズに合わせた製品を提供するために重要な業務です。プロセスセンター(加工型センター)では、商品の加工・梱包・ラベル貼り、商品の組み立て、検品や品質管理、リバースロジスティクス(返品処理)などの業務が行われます。

具体的な業務内容は以下のようなものが挙げられます。



1.商品の加工・梱包・ラベル貼り

商品の加工や梱包には、組み立てや分解、部品の交換などが含まれます。また、商品に必要なラベルやタグを貼付ける作業も行われます。


2.商品の組み立て

商品の組み立ては、複数の部品や商品を組み合わせて新しい商品を作る作業です。例えば、パソコンの組み立てや、自転車の組み立てなどが挙げられます。


3.検品や品質管理

商品の品質管理には、商品の検品や試験が含まれます。検品は、製品に欠陥がないかを確認するための作業です。品質管理は、製品が規格に合格しているかを確認し、品質向上の提言を行う作業です。


4.リバースロジスティクス(返品処理)

商品の返品処理は、商品が不良品である場合や、顧客の注文と異なる商品が届いた場合などに行われます。返品された商品の検品や、再加工・再梱包が行われます。



プロセスセンター(加工型センター)は、在庫の加工や付加価値の追加によって、商品のバリエーションを増やし、顧客のニーズに合わせた製品を提供することができます。また、商品の在庫管理や配送業務の効率化にもつながります。

コールセンターに関する用語集



コールセンターBPO・コラム <一覧>