ハロー効果|コールセンターの心理学

ハロ現象

ハロー効果のハローとは、英語の挨拶「hello」ではなく、「halo」という綴りの英語です。

その「ハロー」には大きく3つの意味があります。1つめは、(聖像などの頭部などを囲む)後光、光輪。2つめは、(人物の)栄光。3つめは「太陽・月の暈(かさ)」です。

この3つめの暈とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことです。この暈が気象情報として話題になる場合には、「ハロー」ではなく「ハロ」と表記されることが多いようです。

さて、ハロー効果とは、ヒトやモノなどを評価するときに、特徴的な部分(ハロー)に引きずられて、その他の事柄についての評価が歪められる(バイアスがかかる)現象のことを言います。

例えば、ノーベル物理学賞を受賞した権威ある学者が、(専門外の)政治について語った場合に、「あの賢い人が言っているのだから正しいに違いない」と私たちは思ってしまいがちです。しかし、物理学者にとって政治の話は専門外のはずです。

あるいは、外見の良い人は、「頭が良い」「性格が良い」などと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。

逆に、汚れた服を着て、髪がバサバサな人を見ると、「あの人は賢くない」と思ってしまうかもしれませんが、人の外見と頭の良さには、決して関係がありません。

このように、必ずしも相関関係や因果関係がない場合であっても、1つの特徴が他の事柄にも影響を与えてしまうのがハロー効果です。

コールセンターBPO・コラム <一覧>