カクテルパーティ効果|コールセンターの心理学

白ワイン

カクテルパーティとは、カクテルなどの飲み物と軽食の立食パーティのことです。そのパーティ会場では、たくさんの人が溢れて、ワイワイガヤガヤと賑やかな状況になります。

そんなパーティの喧騒の中でも、面と向かって話をする相手の言葉は不自由なく自分の耳に届きます。これは、自分が必要としている音だけを選別して認識する仕組みを人間の脳が持っているからで、そのような能力をカクテルパーティ効果と呼びます。

また、パーティの喧騒の中で、突然、「自分の名前」や「気になるフレーズ」が耳に飛び込んでくるのもカクテルパーティ効果ですし、オーケストラの演奏を聴いてバイオリンが奏でる音色だけを聞き取ったり、ロックバンドのベースの音だけに耳を傾けることができるのもカクテルパーティ効果です。

その人間の耳と脳の能力は、とても不思議なものです。

会議やインタビューなどの対面で話をしているときには、とてもクリアに相手の言葉が聞こえていたとしても、録音した音声を聞きなおしてみると周囲の雑音の大きさに驚くことも珍しくありません。これも、録音装置の性能の問題ではなく、人間の脳の仕組みによるカクテルパーティ効果によるものだと言われています。

このカクテルパーティ効果を狙ってか、「相手の名前」や「興味のありそうな用語」などを営業トークの中に頻繁に差し込んでくる営業員を見かけることがあります。

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