サンキューコールとは、企業の商品購入やサービス導入などに至った顧客に対して、企業側から、「この度は、ご契約をいただきまして、誠にありがとうございます。」などと、お礼のために架ける電話です。
ネットで申し込みをして、契約後、自社のスタッフが顧客と対面する機会がない場合、このサンキューコールだけが顧客との「生の」接点になります。
そのため、顧客にとっては、その企業へのイメージを形成する重要な要素の1つになります。その印象次第で、その後のお付き合いが長くも短くもなる可能性がありますので、単なるお礼の電話とは言え、とても重要なものと言えます。
また、企業側からすれば、顧客の「生の」声を聴く、大切なチャンスです。商品購入やサービス導入によって、顧客が喜んでくれているのか、あるいは何らかの不満を抱いているのかを察知する機会となります。
今後の継続利用や、顧客の知人などへの口コミの影響を考えれば、サンキューコールを通じて何らかの不具合や不満を察知して、どれだけ迅速に対応できるかがとても大切です。