一般的な電話番号は 市外局番(東京03や大阪06などの0ABJ)から始まりますが、企業の問い合わせや通販受注の窓口には 0120で始まるフリーダイヤルなどの電話番号がよく使われます。
フリーダイヤルは、「0120(+6桁の専用番号)」の電話番号を用いたNTTコミュニケーションズが提供する電話サービスです。発信者には通話料金の負担がなく、着信者が通話料金を負担します。そのため、企業の問い合わせや通販受注の窓口では、よくフリーダイヤルの電話番号が使われます。
また、NTTコミュニケーションズ以外にもフリーダイヤルと同様のサービスがあります。
KDDIの「フリーコールS」やソフトバンクの「フリーコールスーパー」などです。これらのサービスの電話番号は、「0120」以外に「0800」で始まるものもあります。
ナビダイヤルは、全国共通の「0570(+6桁の専用番号)」を利用したNTTコミュニケーションズの電話サービスです。ただし、通話料金はフリーダイヤルと違って発信者側に課金されます。
全国に複数の拠点がある場合に、各拠点の市外局番(0ABJ)から始まる電話番号では複数個の電話番号を公開する必要がありますが、ナビダイヤルでは公開する電話番号が0570で始まる1つの番号に統一できるために、印刷物やホームページなどへの電話番号の掲載がシンプルになるというメリットがあります。
なお、ナビダイヤルには、ある着信先回線が話し中の時に、回線が空いている別の拠点に自動的に接続する機能があります。