タイトルの文字数は29文字が目安|デジタルマーケティングコラム

ホームページやブログのタイトル(Googleの検索結果に表示されるタイトル)の付け方については、いくつか気を付けるべき点があります。

タイトル

● タイトルの付け方で、注意すべきこと。

SEO対策(内部対策)の中で、「タイトルの付け方」は、とても大切です。タイトルの付け方次第で、検索順位が大きく変わることもあります。

もちろん、タイトルに「キーワード」を盛り込むことは必須ですが、できる限り左側にキーワードを寄せることで、順位が上がることがあります。そのタイトルの文字数は、パソコンでは29文字までが目安です(2020年5月ごろまでは32文字でした)。その29文字の中で、できるだけキーワードを左に寄せながら、しかも、そのページの内容を的確に伝えつつ、クリックしてもらえるようなタイトルを考える作業は、俳句や川柳を詠むことに匹敵するくらいの創造的な作業だと思います。

先ほど、タイトルの文字数はパソコンで29文字が目安だと申しましたが、29文字を超えても、Googleの検索結果に表示されることがあります。例えば、「2文字以上の単語の終わり」が30文字目の場合は、30文字目まで表示されることが多い気がします。しかし、文字数が多くなると、基本的には超過分が「・・・」となってしまい検索(クエリー)とマッチしなくなりますので、ご注意ください。

パソコンでのグーグル検索結果

【パソコンでの検索結果表示例】

ちなみに、スマホ(モバイル)では、パソコンよりタイトルの文字数が多くても表示されますが、逆に、タイトルの下の説明文(discription)の文字数が少なくなります。

スマホでのグーグル検索結果

【スマホでの検索結果表示例】

● タイトルをGoogleが修正することも。

既存の記事のタイトルを変更してGoogleにインデックス(登録)し直したのに、思うようにタイトルが変更されないというとがあります。それは、変更前のタイトルのほうが良かったとGoogleが判断しているからだと推測されます。

また、新しくページを作成した場合にも、自分が設定したタイトルとは違うタイトルで、Google検索の結果に表示されることがあります。例えば、パソコン用に29文字以内を意識して短めのタイトルを付けると、スマホで表示したときに「社名」や「サイト名」などをタイトルの後ろ側に追加されることがあります。

また、メタ・タイトル(SEO用につけるタイトル)とページのタイトル(titleタグの中身)が異なっているときに、メタ・タイトルではなくtitleタグの内容が選択されることがあります。

それどころか、メタ・タイトルともtitleタグとも関係のない文言を本文中から拾ってタイトルが付けられることもあります。
そういう時は、自分の考えたタイトルが採用されなかったことにガッカリするとともに、Googleってすごいなぁと素直に感心します。

以下は、パソコンの場合には設定どおりに、スマホの場合にはタイトルの最後に「社名」が追加された例です。この社名の追加は、Googleが判断して勝手に表示させたものです。

パソコンでのグーグル検索結果

【パソコンでの検索結果表示例】

スマホでのグーグル検索結果

【スマホでの検索結果表示例】