アフィリエイト広告とネット広告の違い|デジタルマーケティングコラム

アフィリエイト広告とは、インターネットを利用した広告宣伝のひとつで、クリック型や成果報酬型の広告のことです。

しかし、この説明だけでは、一般的な「ネット広告」と「アフィリエイト」の違いはよくわからないでしょう。

ネット広告には、純広告・インプレッション型・クリック型・成果報酬型などの種類があります。まずは、その違いを見てみましょう。

純広告

ネットでの純広告とは、ウェブサイト上に広告のバナーを設置するためのスペースを提供するものです。(ウェブ上に、商品の名称や写真を掲載した看板を立てるイメージ)


インプレッション型の広告

広告がウェブサイトに表示された(ウェブ閲覧者の目に留まる機会をつくった)回数によって対価が支払われるものです。


クリック型の広告

ウェブサイトやメールに掲載された広告のバナーやテキストのリンクがクリックされた回数によって報酬を支払うものです。


成果報酬型の広告

広告を起点として、対象となるモノやサービスが売れた場合に限って報酬を支払う仕組みです。



純広告やインプレッション型の広告は、あくまでも広告による宣伝がゴールで、それ以上の役割は求められていません。電車やバスの交通広告、ビル屋上の看板、テレビCM、新聞広告などの役割をネットに持ち込んだものです。

一方、クリック型や成果報酬型の広告には、販売代理の要素が加わります。リアルの世界で言えば、家電量販店で光ファイバー回線を販売することに似ています。光インターネットが売れれば、通信会社から家電量販店に成果報酬が支払われます。それと同じ仕組みをネットに持ち込んだものです。

そもそも、アフィリエイト(affiliate)とは、「仲間に入ること」「組織などに加わること」という意味です。

そして、アフィリエイト広告とは、純広告のように単に広告を掲載するだけではなく、自ら商品・サービスの販売を手助けする仲間(売り子)として、一般的な広告よりも深く参加する「販売代理」的な意味合いを持っています。

実際、商品・サービスの詳細な説明をしたり、自らの実体験を語ることによって、商品・サービスの販売に直接的に貢献し、アフィリエイト広告で大きな実績を上げているサイトも存在するようです。