サイバースペース|DX(デジタルトランスフォーメーション)の用語

サイバースペース(cyberspace)とは、コンピューターネットワークなどの電子媒体の中で構築される仮想空間のことです。30年前であれば、電話回線を使ったパソコン通信の世界を指すこともありましたが、今では、インターネット上の空間を指します。

広義では、ウェブサイトやネット掲示板などを含みますが、狭義では、「セカンドライフ」や「メタバース」のような人間がアバターを利用して活動する仮想空間(インターネット上の都市空間)のことを意味します。

サイバー(cyber)とは、『コンピューターネットワークの』という意味です。近年、インターネット上のサーバー類の機能を停止させたり、サーバーやパソコンのデータを盗み出す「サイバー攻撃」や「サイバーテロ」、あるいは、それを防御する「サイバーセキュリティ」という用語を耳にする機会が増えて、すっかり聞き慣れた用語となりました。

スペース(space)は、ご存知のとおり「空間」です。

現在では、サイバースペースは、単なる遊びの場ではなく、「ビジネス」の場へと進化しつつあります。特に、新型コロナウィルスの感染拡大が顕著となった2020年以降、サイバースペースは B to C 事業や B to B 事業の ”顧客接点” の場として注目されています。