デジタルトランスフォーメーション(DX)の取組み状況
関西電力 2019年9月26日
関西電力は、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み状況を発表しました。
【推進体制】
2018年6月、社長をトップとするデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略委員会を立ち上げ、全体戦略を策定。
その戦略のもと、各部門がDXに関する具体的な取組みを検討し、可能なものから順次、展開。
また、社内外の専門知識を活用し、各部門の取組みを支援するため、新会社 K4Digital 株式会社を設立。
【取組み状況】
発電や送配電、営業などの事業部門だけでなく、管理間接部門も含めた全ての部門でプロジェクトが進行中。
2019年9月時点で、DXに関するプロジェクト総数は約400件。その内訳は、生産性の飛躍的向上が約380件、新たな価値の創出が約20件。
また、生産性の飛躍的向上にあたるピロジェクトの内訳は、
ビッグデータ・AI等が約130件、ドローン・ロボット等が約50件、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が約200件。
【今後の方向性】
引き続き、デジタル人材を育成しながら、今後3年間で約700億円のDXに関する投資を実施するなど、全社一丸となってDXに関する取組みを推進。
「生産性の向上」と「新たな価値の創出」の両面から、2021年度には、年間数百億円規模の効果創出を目指しながら、新しい取組みに挑戦し続け、お客さまや社会のお役に立っていく。