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2022.09.20

新型コロナが終息すると、どんな世の中がやってくるのでしょうか。

ウィルス

先日、WHOテドロス事務局長の 「 新型コロナの終息が視野に入ってきた 」という発言がニュースで流れました。

そのニュースを聞いて、「やっと、この時がやってきたのか」という気持ちと、「そうは言ってもまだまだ先は長いのではないか」という気持ちが、私の中で交錯しました。

新聞社などの解説によると、WHOテドロス事務局長の発言の真意としては、「新型コロナの感染者数や死亡者数が爆発的な状態から抜け出せている今、新たな変異種を生み出さないためにも、ワクチン接種などの対策を継続することが大切だ」という意味合いが込められているそうです。この冬も、新たな感染の波がやって来ることは間違いないという話もありますので、おそらく、その解釈は正しいのだと感じています。

結局のところ、新型コロナが、いつ終息するのかは誰にもわかりませんが、おそらく2~3年後には、これまでの「コロナ禍」という言葉は聞かれなくなっているのではないでしょうか。

さて、そのときに、日本社会はどうなっているのでしょうか。

働く人にとって、職場環境がどう変わっていくのかは、最も関心の高いところです。 NTTのように全社員でテレワークを実施する企業もあれば、ホンダのように(条件付きで)出社に戻す企業もあります。 もちろん、その中間のテレワークと出社を織り交ぜる会社も、たくさんあるはずです。

その結果、2019年以前とは、世の中が大きく変わっている可能性が高いです。それは、私たちのようなBPO&アウトソーシングを本業とする企業にとっては、追い風となるかもしれません。

逆に、新型コロナが終息すれば、労働者人口が減少していく日本において、労働者の奪い合いが起こります。コロナ禍で苦しんできた飲食業界や観光業界に、再び、大きな雇用が生まれます。これまでは、不本意ながらも他の業界で食いつないできた人達が、飲食業界や観光業界に戻っていきます。

それにあわせて、ITやAIなどの進化も続きます。

私たちは、そのような時代の変化を正しく理解しながら、その変化に対応できる会社であり続けなければ、きっと生き残れないのだろうなと思う今日この頃です。