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2021.12.08

エネルギー関連のニュースを読んで、とても驚きました。

電動自動車

このところ、日本企業のあいだでも脱炭素に向けた取組みが活発化しています。もちろん、関西電力も「カーボンニュートラル」を目指しています。

発電関連では、太陽光・風力・バイオマスなどの発電所の建設や海外も含めた各社の協業が進んでいます。中でも、風力発電では、海洋風力の実現に向けて日本企業と欧州企業との協業が活発です。また、燃料では脱化石燃料を目指して、水素やアンモニアの製造・運搬について、多くの企業が協業関係を構築しています。脇役的なところでは、バイオエタノールの製造もニュースで目にします。

まるで、商社・石油元売・商船・電力・ガスなど、エネルギーに関連する企業が入り乱れてのバトルロワイヤル状態です。しかも、競合しているかと思えば、違うところでは協業していたりもします。

さて、トヨタが24時間耐久レースに「水素エンジン車」で参加したことが話題になりました。そして、日本では、水素ステーションの新設がじわりと増えています。

それでも、次世代の自動車としての最有力候補は、電気自動車(EV)でしょう。

ただし、皆さんもご存知のとおり、EVの最大のネックは「航続距離の短さ」と「充電時間の長さ」です。ガソリン車と比べれば、どちらも大きく見劣りします。それでも、環境を配慮してEVに乗り換える人も多いでしょう。

しかし、そんな課題が解決する日がやってくるかもしれません。

道路を走りながらなのか、道路に停車しているときなのかは不明ですが、道路の路面からEVに充電できる技術があるそうです。すごいですね。電車やトロリーバスは電気を受けながら走行するので無理な話ではない気もします。しかし、そんなことができるのであれば、EVが普及するのは時間の問題なのではないでしょうか。価格の問題は残るかもしれませんが。

ただし、どうやって電気代を課金するのかは気になるところです。

関西電力、EV走行中給電システムの技術開発を推進