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2021.06.04

企業ホームページのお問合せフォームを利用した営業活動・・・

お問合せ窓口

企業ホームページのお問合せフォームから、売り込みのメッセージを送信する・・・。

BtoB商材を扱う営業担当の方なら、一度はやったことがあるのではないでしょうか。
それでうまくコトが運ぶことは滅多にないのかもしれませんが、たまにはヒットすることもあるでしょう。

ただし、それは、顧客企業のニーズと自社の商品・サービスがマッチしていて、しかも、その商品・サービスに何らかの魅力があることが前提条件です。その上で、ようやく営業担当者の熱意が伝わるわけです。

2020年3月以降、新型コロナウィルスの影響で、BtoB型の営業はかなり後退した局面となりました。 顧客企業との商談においては「長距離の移動が出来ない」「会ってもらえない」という問題が起こりました。それを補ってくれたのは「電話」や「ウェブ会議」でした。

また、顧客の新規開拓では、「展示会」という大きな機会を失ってしまいました。

その代わりに、「テレマーケティング」や「ウェブマーケティング」などがより重要になったと思います。そして、コロナ禍での顧客の新規開拓の手段として、「企業ホームページからの問い合わせ」も注目を浴びました。

それも、営業員が手で書き込むのではなく、何らかのツールを使って自動的に大量に多くの企業にアプローチする仕組みの活用です。

実際、当社のホームページにも、大量のお問合せが届くようになりました。

しかも、同じ企業から、3日に1回のペースで送られてきたり・・・。

そうなると、受けたほうの感想としては、「また、来たよ・・・。」(苦笑)という感じで、うんざりします。頻度を上げて送信することの効果は全くない・・・ということをお伝えしておきます。

そのホームページからの問い合わせには、「貴社のホームページを拝見しました」「素晴らしい事業をされていますね」などの文面が並びますが、具体的なことは一切書かれていないのが特徴です。

当初、一回だけ、こちらから返信をしたことがありました。

結局、その会社さまとはご破算になりましたが、その後も、相変わらず同社からホームページに「お問合せ」が届きます!