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2022.05.13

代行と聞いて思い浮かべるもの、あまり知られていないもの【個人編】

家事代行

世の中の多くのものが、「外注」や「アウトソーシング」が可能ですし、その「外注」とか「アウトソーシング」を受けるビジネスは、「代行サービス」なわけです。何かをあなたに代わって実行するわけですから。

ですので、「外注」とか「アウトソーシング」と「代行」は、ほぼ同義なはずなのですが、何故だか「外注」「アウトソーシング」という用語は一般的で広くあまねく使用されるのに対して、「代行」という用語は特定の分野に留まって使用される気がします。

その違いがどこから生まれてきたのかは、よくわかりませんが、ここでは、「代行」と聞いて「すぐに思い浮かべるもの」から、「そんな代行サービスがあるの?」と思うものまで、いろんな代行サービスをご紹介したいと思います。

ネットで「代行」「代行サービス」「代行業」などと検索すると、次のようなものが検索結果に出てきます。

【個人が使う代行サービス】
1.運転代行
2.家事代行、おそうじ代行、買い物代行
3.雑事代行
4.見守り代行
5.行列代行
6.モーニングコール代行
7.謝罪代行
8.罵り代行
9.リア充代行
10.墓参り代行
11.愚痴聞き代行
12.試験代行、宿題代行
13.ユーザー車検代行
14.バーベキュー代行
15.輸入代行
16.遺産相続手続き代行、遺産整理業務
17.保証人代行
18.退職代行
19.民泊代行


さて、みなさんは、「代行」と聞いて、何を思い浮かべますか?

私は、家事代行です。部屋の掃除、お風呂・台所の掃除、洗濯、料理の作り置きなどを代わりにやってもらうことを思い浮かべます。

しかし、ネットで「代行」と検索してみると、検索結果の最初のページは「運転代行」で埋め尽くされてしまいます。それだけ、世の中が運転代行を求めているのか、グーグルが世の中のニーズとかけ離れているのか・・・。

私自身は大阪市の中央区に住んでいまして、自動車を所有していませんし、普段は地下鉄で移動します。もし、地下鉄が動いていなければ、タクシーに乗るんだろうなと思っています。そんな私にとっては、「運転代行って、そんなにメジャーなの?」という驚きです。

上のリストの中で、私が気になったのは「お墓参り代行」です。
みなさんも、遠方にお墓がある場合には、お墓参りの代行が気になるのではないでしょうか。

なんだかんだと言っても、ご先祖さまや祖父母・両親のお墓参りをしないと、気になるものです。 しかし、仕事が忙しい、子育てが忙しい、遠方までの旅費がもったいない、などの理由で先送りにすることもあります。絶対に行かないといけないわけではないし、行って楽しいわけでもないし。でも、行かないとなんか後ろめたいですよね。 そんなときには、代行業者にお願いして、墓掃除をしてもらってお線香を立ててもられば、気が晴れるのも理解できます。 ここ数年は、コロナでお墓参りできなくても、ちょっと許されていた気がしていますが。

あと、私が気になるのは、バーベキューの代行です。
準備とか、後片付けをやってもらえたら、確かにうれしいです。 でも、後片付けのゴミを持ち帰って処分するわけではなく、河川敷などの一般のゴミ箱に山積みにして、そのまま撤収してしまう業者もいるようです。もし、そうだとしたら、利用者としても気が引けますね。

いろんな代行業がありますが、「弁護士」や「税理士」や「行政書士」なども、ある意味、代行業です。 そんな士業のような専門的な知識が必要ないのであれば、ほとんどは「便利屋」にお願いするのも良いかもしれません。

今回は、個人向けの代行サービスについて、私の意見を述べてみました。

ちなみに、福岡県直方市にある「代行寺」は、「だいこうじ」でなく、「だいぎょうじ」だそうです。