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2021.11.02

新型コロナウィルスの新規感染者数、東京9人・大阪7人と激減。

ウィルス

11月になりまして、秋の気配を感じる日々です。

先月、10月の上旬は夏のような暑い日が続きましたが、後半には急に寒くなりまして、着るものにも困るような状況でした。その10月、気温の大幅な変化だけではなく、新型コロナウィルスの新規感染者数(正確にはPCR検査等の陽性者数)も激減しました。

そして、昨日、11月1日の新規感染者数は、東京で9人、大阪で7人となりました。その激減ぶりには驚くばかりです。

ワクチン接種が進んだのは間違いのない事実ですが、イギリスなどではワクチン接種が進んでも新規感染者数はもっと多いわけですので、他に何らかの要因があるのではないかと疑問を抱く人も多いことでしょう。

テレビなどでは、新型コロナワクチンがコピーを繰り返すうちにコピーミスが起こって自滅したのではないかとか、コピーミスを修復する「nsp14」の働きを邪魔する「APOBEC」をアジア人は多く持っているからではないかとか。専門家の先生方が説明されておられます。

本当のところは、時間をかけて究明されるでしょうし、真実は永遠に謎のままなのかもしれませんが、新規感染者数が1桁になったのは事実です。検査数の関係で1週間の中で月曜日の数字が低いこともありますが、日本社会で新型コロナが収まりつつあるのは間違いないでしょう。

それでも、この1年半の間に植え付けられた恐怖心は、そう簡単には消えることはないでしょうし、日常生活が100%元に戻ることはないのかもしれません。水が高いところから低いところに流れて、自力では元に戻れないのと同じように、この1年半で変化したものの中にはそのまま定着するものもあるでしょう。

多くの方にとって、この1年半は、命や健康について真剣に考えた時間だったのではないでしょうか。 兎にも角にも、この冬を無事に過ごせることを願うばかりです。