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2021.09.02

ウレタン製や布製マスクは、エアロゾルの吸入阻止に無力です。

マスク

8月27日付の毎日新聞の記事より。 https://mainichi.jp/articles/20210827/k00/00m/040/289000c?inb=ys

<引用>
東北大准教授(科学技術社会論)は27日、記者会見を開き「自粛や行動変容だけが感染対策ではない。専門家の知見が十分活用されていないのに、政府や自治体が『万策尽きた』と言うのは違和感がある」と訴えた。

声明は、空気中に漂う微粒子のエアロゾルが新型コロナの主要な感染経路だと最新の研究から明らかになっていることを指摘する一方、「ウレタン製や布製マスクでは、エアロゾルの吸入阻止に無力だ」と主張。海外ではウレタン製マスクが禁止されている国があることを挙げ、日本でも国や自治体が法的制度を整えたりすることで、不織布製のように高い感染予防効果のあるマスクの着用を国民に促すよう求めた。



また、同記事の中では、換気の大切さについても伝えています。

よく、感染症の専門家と名乗る人達がテレビやネットで意見を述べています。

ただし、感染症には、細菌によるものとウィルスのよるものがあります。しかも、ウィルスを病原とする感染症であっても、HIVのような血液系のものもあれば、新型コロナやインフルエンザのような呼吸器系の感染症もあります。

そのウィルスに由来する呼吸器系の感染症の専門家たちが、「ウレタン製マスクと布製マスクは駄目だ」「換気が大切だ」と訴えています。感染が爆発したと大騒ぎする前に、私達も、その基本中の基本をしっかりと守る必要があるのではないでしょうか。