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2021.07.28

夏休み気分だけど、心の底からはくつろげない?

ひまわり

子供たちは夏休み。大人たちも、先週の4連休とオリンピックの開幕が相まって、多くの日本人が「夏休み気分」をエンジョイ(?)していることでしょう。

しかし、気になるのは、東京や大阪などの都市部や沖縄などで、新型コロナの新規感染者数(正確にはPCR検査などの陽性者数)が激増している事実です。

もちろん、高齢者へのワクチン接種が進んだおかげで、過去のように病院や高齢者施設でのクラスター発生のニュースをあまり聞かなくなりました。そして、新規感染者は20代を中心とした若い世代で重症化のリスクは低いとテレビニュースなどで報道されています。

いくら新規感染者数が増えても、重症者数が増えずに病院のキャパシティに余裕があれば問題はないという意見もあります。本当にそうであれば、うれしい話ですが、オリンピックを開催するために政府や東京都が事実を隠しているだけで本当はヤバいじゃないのか・・・とか、秋の衆院選に向けて政府(自民党)が自己アピールしているだけではないのか・・・と疑い出したらキリがありません。

去年は、春先の緊急事態宣言で学校に行けなかった分を挽回するために子供たちの夏休みも2週間ほどに短縮されました。 そして、自粛ムードに覆われて、不要不急の外出は避けるべきだという日本ならではの同調圧力もありました。

しかし、今年の夏休みは、例年どおりの長い期間で、しかも、東京ではオリンピックが開催されています。ワクチン接種が進んできたから今までとは違うんだという雰囲気も漂っています。そんな今年の夏休みは、去年のように自粛一辺倒ではなく、夏休みを楽しんで良いものなのか、去年よりも心の持ち方がよくわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。