2022.02.17
IoTとか、ビッグデータとか、データサイエンスとか・・・。

IoT、ビッグデータ、データサイエンス。
もう、7~8年くらい前でしょうか。当時は、これらの言葉が世の中で大きく取り上げられていました。
ご存知のとおり、IoTは、モノにIPアドレスを割り当て、インターネットに接続してデータをやりとりしようというものです。
当時、よく事例として紹介されたのは、アメリカ全土で走行中の自動車のワイパーの稼働状況のデータを取って、どのエリアで雨が降っているのかをモニターするというものでした。
確かに、面白いなと思いました。しかし、気象情報を取得するのは、他にもっと良い方法がたくさんあるはずです・・・。
ビッグデータの活用では、某ガス会社さんの事例が、メディアに頻繁に取り上げられました。故障などで客先(自宅など)に駆け付けたときに、「どんな部品を持参すると短時間で故障対応できるのか」をビッグデータから導き出していました。こちらは、アメリカのIoTの事例と比べれば、実用的と言いますか、本当の成功事例だと思います。
しかし、その後、IoTも、ビッグデータも、データサイエンスも、あまり聞かなくなりました。
ソフトバンクは、IoTが普及すると見込んで、3兆円で英国のアーム社を買収しました。しかし、そのアーム社を売却するとか、独占禁止法に抵触するので売却できないとか・・・という話になっています。
あれだけ、大騒ぎしていたIoTは、一体、どこへ行ったのでしょうか?
結局、一部の関係者やメディアが作り出した幻想だったのでしょうか。
それでも、企業の先行きを判断するために、各種のデータ分析・解析が大切であることは、永遠に変わりません。そのようなデータの分析・解析を、当社はお手伝いさせていただきます。
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