ストレス|コールセンターの心理学

● ストレスとは

「ストレス」は「精神的な重圧・圧迫感」という意味で捉えられることが多いですが、元々は(精神的なことに限らず)物理的な「圧力・重圧」であったり、「強調・アクセント」などの意味があります。

正確には、対象物に重圧を与えるものを「ストレッサー」と言います。 例えば、テニスボールを手で握って変形させた場合に、テニスボールを握る手(あるいは握力)をストレッサーと言います。そして、手(ストレッサー)によりテニスボールが変形してしまったことを「ストレス反応」と呼びます。

心理学では、人間の心や体を対象として外部から受けるさまざまな刺激をストレッサーと呼びます。また、ストレッサーに対して、心身に生じる反応をストレス反応と呼びます。

人間の心身に影響を与えるストレッサーには、「物理的ストレッサー」(気温、湿度、光度、騒音など)、「化学的ストレッサー」(公害物質、薬物、酸素不足・過剰など)、「生理的ストレッサー」(睡眠不足、空腹など)、「心理・社会的ストレッサー」(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)があります。

通常、「ストレス」と呼ばれるものは、最後の「心理・社会的ストレッサー」のことを指すことが多いようです。職場では、仕事の量や質、対人関係などがストレッサーとなります。


● 性別・年代別の特徴

厚生労働省が5年に1回行っている「労働者健康状況調査」によれば、「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は、約6割程度。つまり、約6割の労働者がストレスを感じながら仕事をしています。年代別では、【20代】58%、【30代】65%、【40代】65%、【50代】59%、【60歳以上】47%で、30歳代・40歳代の数値が男女ともに高くなっています。これは、職場での役割や家庭での役割(子育て世代)によるものと推測されます。

また、ストレスの原因は、男女で多少の違いが見られます。

男性では人間関係(35%)が最も多く、仕事の質(35%)、仕事の量(33%)と続くほか、会社の将来性(29%)や昇進、昇給の問題(23%)、定年後の仕事・老後の問題(22%)と続きます。

一方、女性では人間関係(49%)でストレスを自覚している人が約半数を占め、続いて仕事の質(31%)、仕事の量(27%)と続き、性別による特徴が見られます。


詳細は、以下のサイトをご覧ください。

【厚労省】こころの耳 ~働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト~
 https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh001/

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