ドローン|DX(デジタルトランスフォーメーション)の用語

ドローンは、今では誰もが知る小型の無人航空機(小型無人機)のことです。同じ小型無人機でも、ラジコンヘリなどは操縦者が遠隔で操縦する必要がありますが、ドローンはGPSを活用した自動運転の機能を持つことが多いです。

元々のドローン(drone)という英単語の意味は、「いつも巣にいて働かないミツバチのオス」「居候(いそうろう)」という意味や、「蜂などのブンブンという羽の音」「大きな管楽器の長く続く低音」のことだそうです。

そして、そのドローンを無人航空機の名称に初めて使ったのは、1979年のSF小説だそうです。また、初めての商用ドローンは2010年のParrot社の「AR.Drone」です。

日本では、200グラム以上のドローンは航空法の対象となります。空港の近くや人口密度の高い場所での利用は禁止されていますし、飛行する高度には制限があります。また、2020年2月にドローンの登録制度を導入するように航空法が改正され、2022年から施行される予定です。所有者や使用者、機体の製造番号、電話番号などをオンラインで政府に登録することが義務付けられます。

現状のドローンの利用用途としては、以下のものが例として挙げられます。

・おもちゃ
・空中からの撮影
・測量(3Dマッピング)
・高い場所にある構造物や橋の裏側などの検査・点検
・広範囲にわたる装置(太陽光発電所など)の点検
・宅配サービス(農村部など)
・農薬の散布
・災害時などの行方不明者の捜索

将来、ドローンが幅広く活用されて、今の私たちには想像できないような社会になっているかもしれませんね。

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